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カサンドラ症候群!?

突然ですが、、、

 

カサンドラ症候群をご存じですか?

 

初めて耳にする方が殆どだと思いますが

 

カサンドラ症候群とは・・・

 

アスペルガー症候群(ASD)のパートナー等とのコミュニケーションにストレスを感じ、心身の不調をきたす状態のことをいいます。

 

 

具体的な症状としては、

・不眠、頭痛、体重の増減、めまい、動悸などの身体症状

・抑うつ、自己肯定感の低下、無気力、孤独感、不安障害、情緒不安定、自己喪失感、罪悪感などの精神症状

 

 

アスペルガー症候群は女性よりも男性の方が多いといわれており、アスペルガー症候群の夫との生活で、

 

カサンドラ症候群を発症するというケースが多いです。

 

ある調査では、離婚率80%にも及ぶともいわれています。

 

夫について、

 

「気遣いをしてくれない」

「思いやりがないように感じる」

「拘りが強い」
「大事なときにそばにいてくれない」
「大事なことを話しているのに、聞てくれない」
「相談すると、煩わしそうにされる」

 

といった悩みを妻は抱えますが、夫は妻がなぜそのような悩みを抱えているのかも理解することができません。

 

また、このような悩みは、周囲の人から理解してもらうことも難しい傾向にあります。

 

アスペルガー症候群をもつ夫は、

 

家の外では真面目でいい人と思われており、仕事で評価されていることも少なくありません。

 

夫婦生活における「違和感」「寂しさ」

 

は、なかなか周囲には伝わりにくいものです。

 

周囲の人に夫のことを相談しても、

 

「何が不満なの?」

 

などと言われてしまうこともあります。

 

そのため、妻が夫との生活における苦しみと、周囲に理解してもらえない苦しみの二重の苦しみを抱えていることも多いです。

 

そうすると、妻は、一人で悩みを抱えて孤立してしまい、他人に苦しみをわかってもらえず、

 

孤立してしまうことも、心身の不調を引き起こす要因となります。

 

 

 

某大物女性芸人の方も、自分はカサンドラ症候群だと仰っていました。

 

 

ですから、離婚ではなく別居をしたら、なんと、うそのように症状が消えた!とのこと。

 

それから、別居婚の形をとり続けているとの事。

 

 

 

夫婦生活って、他人には分からない悩みも多く、なかなか難しいですね。